1: ベガスφ ★ 2013/09/13 19:48:55
"「スパゲティにケチャップやトマトソースをかけてはいけない」 ― 外国人向け「イタリア料理10の掟」"
イタリア料理はいまや世界中で食べられるようになっている。だが、イタリア人の、特に料理人の目から見ると、
その多くはイタリア料理とは言えないものなのだそうだ。
世界のイタリア料理を正しい道に導くため、イタリア北部の都市パルマにあるフードアカデミー「Academia Barilla」は、
外国人向けのイタリア料理に関する10の掟を発表した。「ホラー」なイタリア料理を生み出さないための手引きとして
活用して欲しいそうだ。
その10の掟の中には、日本人としては耳の痛いものもある。いくつか紹介しよう。
「パスタにケチャップをかけてはいけない。これは、イタリア人をひどく不快にさせる行為だ。
Academia Barilla ではこれを、『許し難い罪』であると定義している。イタリア料理に関する多くの著作を持つ
Gennaro Contaldo 氏はケチャップの使い方について次のように説明している。
『わたしは良質なケチャップなら好きだ。だが、その用途は、チップスに限定すべきだ』」
ケチャップを大胆に使用したパスタメニュー「スパゲティ ナポリタン」を発明してしまった日本人としては、なんとも耳の痛い忠告だ。
こんなのもある。
「パスタやリゾットは、他の料理のサイドディッシュ(添え物)として提供してはならない。これは、パスタに対する冒とく行為だ。
Contaldo 氏は、この件について次のように述べている。
『私は1970年代に初めてイギリスを訪れたとき、パスタやリゾットをサイドディッシュとして使うメニューがあるのを知った。
だが幸いなことに、現在ではそのようなメニューはほぼ絶滅している』」
Contaldo 氏が日本を訪れないことを祈ろう。日本では2013年の現在も、スパゲティを「添え物」として使っているメニューが
たくさんあるからだ。例えば、ほか弁屋さんでハンバーグ弁当やメンチカツ弁当を買うと、付け合わせとして
スパゲティ ナポリタンが添えられていることが多い。
筆者は海外で「スパイダー(蜘蛛)ロール」や「キャタピラ(いもむし)ロール」といった奇抜な鮨を見るにつけ、
「こんなものは鮨じゃない!」と怒っていた。
だが、そんな自分がイタリア料理を冒涜していたとは、まったく気付いていなかった。いやほんと、ごめんなさい。
もう1つ引用しよう。「スパゲティ・ボロネーゼ」は、世界で最も人気のあるイタリア料理の1つ。
だが、ボローニャではスパゲティではなく、タリアテッレを使うのが一般的だそうだ。
日本でよく見る「ボロゼーネ」
http://entabe.jp/upload/images/NIHONBORO_1.jpg
正しい「ボロネーゼ」
http://entabe.jp/upload/images/Taratare.jpg
(つづく)
イタリア料理はいまや世界中で食べられるようになっている。だが、イタリア人の、特に料理人の目から見ると、
その多くはイタリア料理とは言えないものなのだそうだ。
世界のイタリア料理を正しい道に導くため、イタリア北部の都市パルマにあるフードアカデミー「Academia Barilla」は、
外国人向けのイタリア料理に関する10の掟を発表した。「ホラー」なイタリア料理を生み出さないための手引きとして
活用して欲しいそうだ。
その10の掟の中には、日本人としては耳の痛いものもある。いくつか紹介しよう。
「パスタにケチャップをかけてはいけない。これは、イタリア人をひどく不快にさせる行為だ。
Academia Barilla ではこれを、『許し難い罪』であると定義している。イタリア料理に関する多くの著作を持つ
Gennaro Contaldo 氏はケチャップの使い方について次のように説明している。
『わたしは良質なケチャップなら好きだ。だが、その用途は、チップスに限定すべきだ』」
ケチャップを大胆に使用したパスタメニュー「スパゲティ ナポリタン」を発明してしまった日本人としては、なんとも耳の痛い忠告だ。
こんなのもある。
「パスタやリゾットは、他の料理のサイドディッシュ(添え物)として提供してはならない。これは、パスタに対する冒とく行為だ。
Contaldo 氏は、この件について次のように述べている。
『私は1970年代に初めてイギリスを訪れたとき、パスタやリゾットをサイドディッシュとして使うメニューがあるのを知った。
だが幸いなことに、現在ではそのようなメニューはほぼ絶滅している』」
Contaldo 氏が日本を訪れないことを祈ろう。日本では2013年の現在も、スパゲティを「添え物」として使っているメニューが
たくさんあるからだ。例えば、ほか弁屋さんでハンバーグ弁当やメンチカツ弁当を買うと、付け合わせとして
スパゲティ ナポリタンが添えられていることが多い。
筆者は海外で「スパイダー(蜘蛛)ロール」や「キャタピラ(いもむし)ロール」といった奇抜な鮨を見るにつけ、
「こんなものは鮨じゃない!」と怒っていた。
だが、そんな自分がイタリア料理を冒涜していたとは、まったく気付いていなかった。いやほんと、ごめんなさい。
もう1つ引用しよう。「スパゲティ・ボロネーゼ」は、世界で最も人気のあるイタリア料理の1つ。
だが、ボローニャではスパゲティではなく、タリアテッレを使うのが一般的だそうだ。
日本でよく見る「ボロゼーネ」
http://entabe.jp/upload/images/NIHONBORO_1.jpg
正しい「ボロネーゼ」
http://entabe.jp/upload/images/Taratare.jpg
(つづく)
ネタ元~ttp://anago.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1379069335/ 【【かけさせてよ~】スパゲティにケチャップやトマトソースをかけてはいけない…外国人向けイタリア料理10の掟】の続きを読む